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対話から
From Dialogue

performance:平尾美恵 piano:永島留美
​2017.12.26/27
金沢21世紀美術館シアター21

対話から

美術家・平尾美恵 個展_COLOR_ hanataki 2016

関連イヴェント

​永島留美「環境音楽」「内なる声」× 平尾美恵 ライヴ・ペインティング

painting:平尾美恵  org:永島留美

2016.12.17 シェ・ドゥーヴル chef d'oeuvre  (大阪市)

©Tomonobu Ohsako

環境音楽

水の語らい 
Water Conversation

​Fl:木埜下大祐  Pf:永島留美  Painting:平尾美恵

2016.5.8 金沢21世紀美術館シアター21

環境音楽 

 

雨や風の音、鳥の鳴き声、ピアノの音などで構成されている作品。私たちはさまざまな音に囲まれて生きている。また、私たちはさまざまな音を発しながら生きている。「私」と「私を取り巻くもの(環境)」は、相反するもののように思えるが、実は「私」も「環境」を作る一人であり、「環境」の一部を構成しているのである。この作品を通じてご自身と周囲との関係性について考えていただけたら嬉しく思う。

環境音楽(一部) - 永島留美
00:0000:00

楽しみ方

〈環境音楽〉〈内なる声〉ともに、コンセプチュアル作品です。ご自身との対話を促す目的で制作しました。さまざまな音に耳を傾けることによって想起される映像、におい、言葉・・・特にご自身の心の動きに注意を払ってお聴きください。

内なる声

 

触れられることのないピアノの内部。そこに秘められた響きが存在するはずであると考え、ピアノという楽器の可能性を探求した作品。ピアノの内部奏法によって生み出される響き=ピアノの「内なる声」に耳を傾けてほしい。まだ聴いたことのないあなたの「内なる声」が聴こえるかもしれない。

内なる声(一部) - 永島留美
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内なる声
水の語らい

水の語らい 

この作品は観客参加型作品であると同時に、コンセプチュアル(概念に重きを置いた)作品である。

「音楽」=「消える媒体」、「絵画」=「記録される媒体」という一般的な認識を覆してみたいという思いから着想した。描かれた瞬間から蒸発して消える可能性のある「水」を使用し、ペインティングをおこなうことで、「記録される媒体」として認識されてきた「絵画」の概念を覆し得ると私は考えている。この空間で「音楽」、「絵画」、を共に「消える媒体」として存在させてみようという実験的作品。

「水」のように消えてなくなる「音」や「かたち」を用いて出演者は「語らう」。「水の語らい」に触れた皆様の心の中にどのような感情がわきあがるのだろうか?「水の語らい」に参加しながら、ご自身の心の動きに注視していただきたい。

(2016.5.8 永島留美 個展「息の結晶ーAtemkristall」プログラムより)

ⓒ Yoshie HIRAO

破(は)

この曲の楽譜には音符が書かれていない。演奏し始める時間、場所、ペインティングに必要な色だけが指示されている。何を奏で、何を描くか、出演者の意志に委ねられている。偶然の「音と音の重なり」、「沈黙」、出演者相互の言葉を介さない「対話」を体感していただき、私たちが生み出した音、形にインスピレーションを受け、観客の皆様が「何か(風景、音、言葉、香り、形など)」を想像(創造)してくださることを私は期待している。再現されることのない時間を皆様と共有すると共に、この空間に存在する人々相互の静かな「語らい」が生まれることを私は願っている。

(2014.2.16 永島留美 個展 「~色・ことば・音」プログラムより)

破(は) Ha 

2014.2.16 金沢市民芸術村パフォーミングスクエア

Pic,alto Fl,bass Fl:木埜下大祐  Pf:永島留美  Painting:平尾美恵

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